あるプラモデルファンのドイツ/タイガー・パンサー戦車の写真展

大阪市東淀川区

原点のドイツ戦車のプラモデル。その中でも花形アイテムのご紹介です。

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タイガー1型中期生産型 2005年完成 タミヤ1/35

やっぱりこの戦車がないといけません。冬季迷彩もやっておかないと。ダークイエロー地にグリーンの迷彩をした上から白をのせてみました。

 

足まわりは雪だらけ。重曹を最初に使った人は偉大です、もう伝統技法。せっかく作ったつららが、写真ではわかりにくい。

 

コーティングはエポキシパテを薄くはりつけて、ギザギザパターンは割り箸の端を斜めにカットして押し付けてつけました。

 

被弾跡をいっぱいつけ、コーティングもはがれたしぶとく強い戦車にしました。アーマーモデリングの74号に掲載されました。


タイガー1型後期生産型 1999年完成 タミヤ1/35

名作プラモデルの誉れ高いキット。連結接着式キャタピラとコーティングの2重の難関を突破しました。

 

ライトコードを追加した以外は、ほぼキットのままですが、結構アップアップでした。上の中期型と比べるとかなり見劣りします。

 

それでも何とか完成し、パチッ特集号59号に掲載されました。


フェルディナントタイガー 1995年完成 イタレリ1/35

幻の戦車。当時新発売されたプラモデルです。前のめりで少々バランスが悪いです。

実物のワイヤーロープを無理やり曲げて、自作の真鍮金具で押さえつけています。今では考えられない乱暴な工作です。

 

タミヤのハンティングタイガーからトレードした二人。いい感じに収まってくれました。エンジンの上に真鍮の網を貼りました。

コーティングもして、並々ならぬ情熱で完成させました。今となっては少々恥ずかしいような。


パンサーG後期型 1998年完成 タミヤ1/35

物置からやっと探し出しました。この戦車抜きでドイツ戦車作っていますと言っても片手落ちです。

 

ワイヤーロープを金属に換え、留め具も真鍮板と真鍮線で工作しました。今以上に金属が多い。

 

キャタピラは別売りの連結接着式に換えました。パチッ特集号58号に載せてもらえました。


「何を使うか」より「どう使うか」

昔と比べると今は模型用の素材、塗料、工具といったものも格段に進歩しています。

新しいものを試すのも楽しみであり、またパステルのようにそれでないと表現できないこともあります。

ただそんな新しいものに振り回されると、思ったように完成できないジレンマもあります。

昔の優れた作品は、限られた素材の中でうまくそれを活かして今の作品と比べて遜色のない仕上がりです。

やはり大切なのは「どう使うか」であり、「何を使うか」は目的ではなく手段なのです。


キングタイガー ポルシェ砲塔 2001年完成 タミヤ1/35

この戦車は子供の頃にバンダイ1/48で2回作りました。その箱絵のように次はコーティングなしの明るい灰色にしたいなあ。

戦車兵4人もその箱絵にならいました。他のキットからトレードしたのでかなり無理やり乗せました。

  

コーティングは当時の主流通り、ポリエステルパテを塗ってエッチングのこぎりでのパターン付けです。いいのですがポリパテのにおいがあまりにもきつい。

  

3色迷彩も少しましに塗れるようになりました。ほぼ左下のアングルでパチッ61号に掲載されました。


キングタイガー ヘンシェル砲塔  1997年完成 タミヤ1/35

上のポルシェ砲塔とほぼ同じ仕上げ方ですが、3年の差があって少々見劣りします。

  

キャタピラは上のポルシェ砲塔もこれもタミヤの別売り連結キャタピラを履いています。

  

パチッ56号に掲載されました。一緒に掲載されたホルヒもようやく追加しました。


次の ドイツ駆逐戦車・突撃砲・対空戦車の写真展 に続く

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