あるプラモデルファンの日本の車の写真展

大阪市東淀川区

日本の車も作ります。懐かしい車が主です。ある程度実車を知っているので、似ていないといけません。

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ギャランGTO-MR 2022年完成 ハセガワ 1/24

この車はやはりオレンジじゃないといけません。黒いストライプも欠かせませんが、デカールが予想通り曲がってしまいました。

デカールの上にエナメルのクリアを筆で塗りましたが、手軽にツヤが出て思った以上に効果的なので、車のプラモデルでは定番の作業になりそうです。

四つの四角いテールランプがたまりません。この後ろ姿がギャランGTOの象徴です。リアウィンドウの熱線デカールは省略した方が窓ガラスの透明度が保てました。

窓枠はマスキングして黒を吹き付け、その上に黒い線より細く切ったミラーシートを貼りました。マスキングするテープは横方向に曲がるタイプも持っていますが、

普通のものを細く切れば結構曲げられるので、曲がるタイプは出番がなくなってしまいました。

アトリエイットさんのフィギュアと、車単体で人が居ないと何だかさみしいもので、こうすると落ち着きます。

エンブレムはプラのはメッキパーツで厚みがあり過ぎる気がしましたが、完成するとほどよく強調されて良い感じです。

エンブレムの上に貼るデカールも用意されていますが、うまく貼れない自信があるのでエナメル塗料で塗りました。

このプラモデル、横の埋め込み式のウィンカーの表現が秀逸です。部品は細かいのですが、組付けが決まると大満足できます。

ナンバーは排気量1,597ccに合わせました。1文字づつ貼るのはちょっと面倒です。車検ステッカーなど生活感があるようにしています。

五年前に作ったニチモのプラモデルと並べました。ニチモのは当時相当手をいれましたが、

やはりメーカーさんがしっかりしたプラモデルを出してくれないと、どうしようもないのを痛感しました。

以前は見た事もないようなカッコイイ外車のプラモデルばかり作っていましたが、ここ数年は懐かしい国産車が続いています。心境の変化のようです。

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車内が出来ました。メーターのデカールが多いです。椅子の模様もデカールですが、曲面の貼り付けを少し失敗しました。

デカールの位置決めは濡れた綿棒がやりやすいのに今さら気づきました。

細かい部品が多く、組み立ても少し難しいですが、きちんと組めばしっかりおさまるので気持ち良いです。

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スバル360デラックス 2022年完成 ハセガワ 1/24

車体は卵の殻のような薄いアイボリーにしました。屋根は本来なら黒ですが、どうしても白くしたかったのです。

内装は完全に好きな色ですが、ちょっとイメージからずれてしまいました。女性フィギュアはやっぱりにっこり笑顔がいいです。

窓枠は黒で塗り分けた後、ごく細く切ったミラーシートを貼りました。曲線は少し難儀しましたが、意外になじんでくれました。

ワイパーとバックミラーの支柱は太く感じたので、細く削りました。筋彫りも浅く感じた所は深く彫りました。

カフェ・ラルーンドエストさんのコンペ用にこんな台をこさえましたが、コンペの台は統一なので、載せ替えました。

空と地面を配して撮りました。この車、こんな写真を撮りたくなります。タイヤの白い輪のデカールは見事失敗、ゴミ箱に消えてもらいました。

このスバル360、子供の頃はよく見ました。小学校の担任の先生もこの車で学校に来ていました。もう50年も前です。

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工作は一通り終わり、ボディにサフェイサーを吹きつけました。フィギュアはハセガワさんの70'sガールです。

マスキングテープを丸く切り抜くためにテンプレートを購入しました。また、筋彫り用にけがき針も購入しました。

長年続けていても、まだ新しい道具が要るようになるもんです。

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ファミリア 1980年式 2021年完成 アオシマ 1/24

もう40年近く前ですが、よく乗せてもらった友人の車を思い出し、それに似せて作りました。

キットではドアミラーですが、当時はまだドアミラーは解禁前で、友人の車もフェンダーミラーでした。

なのでキットのドアミラーを切ってプラ板で足をつけ、簡易フェンダーミラーに改造しました。

サンルーフも当時は多かったです。なつかしいです。キットはカローラDXに似た構成で、後部座席の下が電池入れになっています。

後ろのエンブレムはボディのモールドに塗装していますが、ここはデカールにして欲しい所です。

窓枠の吹き付けする曲線のマスキングは短いテープを細かく貼りましたが、細く切ったものを曲線にあわせて貼る方が良いです。

カローラDXと80'sガールズと記念撮影です。これがやりたかったんです。

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カローラDX 1981年式 2021年完成 アオシマ 1/24

当時これの新車が千里中央の読売文化センターで展示されていて、心底欲しかったのですが、予算面から中古のいすずジェミニにしました。

当時流行った四角くて白い車で、なつかしいです。このなつかしいというのが、今の自分には最大の原動力のようです。

ハセガワさんの80年代ガールと撮りました。窓枠やサイドモールはマスキングして吹き付けましたが、マスキングが面倒でした。

ヘッドライトとリアのランプはサイズが大きく、そのままでは車体にはまりません。かなりダラダラ削って小さくして

ようやく収まりましたが、昔だと作業を急ぐあまり、こんな風に仕上げるのは無理だったと思います。

やはりカーモデルにもフィギュアをつけたいものです。次のなつかしい車はファミリアを予定しています。

 

金型は実車の当時の物だそうですから、もう40年も前になります。でも特にいじらなくてもこれくらいに仕上がるなら自分には十分です。

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トヨタ2000GT 2020年完成 1/24 ハセガワ 

かっこいい物に簡単に惹かれます。でもレース仕様のプラモデルを買ってしまったのは失敗でした。

車体下部の黒色は成型色のまま無塗装です。マーク2と同じような作り方をしましたが、あんなに楽しめなかったです。

楽しめなかった大きな理由は、購入して長年放置していたのでデカールが劣化し、水につけただけでバラバラになったからです。

それでメーターのデカールは全滅しました。その後ネットで調べて、専用のデカール補修液の購入も考えましたが、

手元にある木工ニスを塗ればある程度デカールが使えるようになりました。車体のデカールはそうして貼りました。

ちなみに木工ニスの前に木工ボンドを試しましたが、これはだめでした。

このフィギュアはこのプラモデルに添えたくなって仕上げました。レース仕様のプラモデルなので後部のオレンジ色の

ウィンカーは部品にありません。仕方ないので、透明部品のランナーを加工して自作しました。

インレットマークはこすりつけず、いきなり台紙からはずして残っているノリの力で貼っているだけです。

以前説明書通りにこすって転写をしてきましたが、どうしてもうまくいかずこの方が簡単でした。

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トヨタマーク2 '79 2019年完成 1/24 アオシマ

最近作ったプラモデルで、なぜか一番楽しめました。塗装が思ったよりうまくいきました。

近所で今もこのなつかしい車に乗っている方がおられます。約40年前の車ですから維持するのは大変だと思います。

実際は金色ですが、どうしてもメタリック塗装になじめないので、黄土色です。

人形を自作するのも、以前は1/24では手に入らなかったので始めましたが、

今はアトリエイットさんやハセガワさんの物もあるので、そろそろ終わりです。

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内装は今までにないほど手をいれたので、ここで記念撮影です。

細かく再現されているのに、なぜかメーター類のデカールが無く、モールドに沿って筆描きです。

昔、後ろから見えるこのケンウッドのスピーカーをうらやましくながめた事を思い出しました。

ボディの塗装は窓枠やサイドモールをマスキングして吹き付けです。マスキングは面倒ですが

直線・曲線が手描きよりもきれいにでます。下に敷いてあるマットでテープを細く切っているのがポイントです。

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内装もほぼ出来たので仮組みしました。後は塗りながら組み立てるので、

シャーマンが出来るまで放置して、次の組み立ては軍艦にします。

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まだシャーシの組み立て中です。黒の成型色のまま、手抜きの無塗装でいきます。

このプラモデルは実車があった当時のものなので、相当古いものです。ダッシュボードは電池の箱に

取り付けるようになっています。前輪がこんなに大きく曲がるのも珍しいです。

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ギャランGTO ニチモ 1/24 2017年完成

長らくいじってきましたが、ようやく完成しました。どちらかというと、力尽きた感じですが。

テールランプは、キットでは縦長の長方形のモールドだけなので、正方形のタイプにして、透明プラ板で自作しました。

ヘッドライトもキットはモールドだけなので、削り取った上で適当なレンズをはめました。こういう作業がいらぬ手間です。

力尽きて、サイドのランプはキットのモールドにクリアオレンジを塗りました。

ボディカラーはミスターカラーのオレンジをビンのまま吹き付けました。さすがの良い色。磨き出しも今回は少々雑です。

窓枠は今回マスキングして銀色を吹き付けました。マスキングは面倒ですが結局早く・きれいに仕上がります。

実車はこれぞカッコイイ車です。昔兄が乗っていました。

===ここからが製作中=== 長年放置してきたプラモデル、やる気になっていじり始めました。

キットはリアバンパーの無いアホ仕様、仕方ないので自作しよう。タイヤはかなり昔のいただき物に換えます。

放置した最大の理由、モーターライズのため、車内に電池ボックスがくるので窓からすぐ下が床。底を抜きます。

ということで工事中。かなりハードな作業続きで疲れました。普通のプラモデルならとっくに完成しています。

リヤバンパーは1.2mmプラ板を曲げて2枚重ねで自作しました。曲線がうまく合って悦に入っています。

座席は何かのキットの不要部品。左右違いの上背面は全開なので、透明プラ板でフタしています。この辺で、スミコンのエレファントが出来るまで放置します。

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スミコンのエレファントが出来たので作業を再開するも、早くも息切れです。ヒケなど残したまま塗り始めました。

タイヤ周りは向こう側が筒抜けで丸見えです。実感以前の状態なので0.5mmプラ板で塞ぎました。

ボディにはマスキンギゾルで木片を付け、塗る時は棒に固定したクリップで持ち手にします。

あまりに古いキットはさすがに懲りました。一所懸命にやっても報われなさ過ぎます。

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ハコスカ4ドア GC110 2000GT 1999年完成 アオシマ1/24

割と最近作ったような気がしていましたが、完成からずいぶん経っていました。定番の銀ではなく、白く塗りました。

 

このプラモデル、元はモーターライズでシャーシはオモチャです。自分にはちょうどいい。車高が自由に出来るので、ペッタンコにしました。

 

ボディや細部は当時としては、しっかり作って塗れたと思います。日本の車は、下のセンチュリーから作っていないので、またやりたいです。


マツダ コスモスポーツ L10B 1997年完成 ハセガワ1/24

不思議なデザインに惹かれます。当時、実車を見た記憶がないのが残念です。

 

国産車では珍しい2人乗です。新作キットとして発売された当時すぐに購入しました。キットそのままで十分な内容です。

クリアーコートしていますが、ホコリが入って目立ちます。

これに懲りて、以後クリアーコートする時は基本色を混ぜてコートするようになりました。

ツヤは控えめになりますが、ホコリのトラブルはかなり軽減されました。


アンフィニ RX−7 タイプR 1995年完成 タミヤ1/24

そういえば、当時マツダさんはこんなブランド名を使ってました。実車もよく見ましたが、なかなかカッコイイです。

 

下のスカイラインGTRと同時に作りました。いずれのキットも特に手を加えなくてもこれくらいに仕上がります。タミヤの缶スプレーで塗っています。

 

写真ではこのプラモデルの赤色が全然出せませんでした。実際は自分が好きなもっと真っ赤な車なのです、んー残念。


スカイライン ジャパン2000ターボ 2003年完成 アオシマ1/24

車を買う時これも考えました。でも当時やっぱり高くて買えなかった憧れの車。このテールランプの車に乗りたかった。

  

キットは角ばった実車によく似ています。ワイパーには、なんとエッチングパーツが入っていましたのでそのまま使いました。

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スカイラインGTR 1995年完成 タミヤ1/24

当時GTR復活したんだー、いいなーと思って作りました。ワイパーだけは当時のこだわりの自作、それ以外はキットのままです。

 

素直に完成させて、まずまずの出来。その後のプラモデルは変にいじりだして、失敗することも多々ありましたが、そのおかげで理解できたこともありました。


スカイライン2000ターボインタークーラーRS−X 2000年完成 アオシマ1/24

赤黒の鉄仮面。当時のテレビドラマでお馴染み。付属品つけてバカみたいな車にしました。

 

再使用した缶スプレーの圧が低く、リカバリーしきれなかったので、塗装面が荒れています。

せっかくなので載せていますが、気合を入れたのに失敗した苦い経験を思い出すプラモデルです。


トヨタ センチュリー 2006年完成 アオシマ1/24

トヨタの、日本の最高級車。でもありふれたNHKニュースの映像みたいになりますね。時々通るのも見ますし。

  

キットは本物の金メッキパーツ付。そういえばホイールの鳳凰がありがたく見える気がします。ボディ下側、フェンダーのフチにメタルックを貼らないと違う車です。

  

できればモデルチェンジ前のもっと古臭いタイプがよかったのですが、改造するのもちょっと。古い日産プレジデントも欲しいです。

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プラモデル作りは読書にも似ています

新しく買ったプラモデルは心を惹かれる箱絵の中にパーツやデカール、説明書が入っています。

そこにはメーカーの想いがぎっしり詰まっています。組み立てながらそれを読み解いていくのは

読書にも似ています。作曲者の想いを音楽に換えるギターの演奏にも似ています。

プラモデルは誰でも簡単にできることで、モノ作りにおいて低く見られがちですが、

工夫を凝らして完成させるのは、他のモノ作りに劣らず意義のあることだと思います。


次の 日本の車の写真展 Part2 に続く

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