あるプラモデルファンの軍艦の写真展

大阪市東淀川区

軍艦もいいものです。細部工作はほどほどに

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戦艦長門 2009年完成 ハセガワ1/350

大ヒットしたキット。自分では初めての大型戦艦プラモデル。これまでの集大成。大型戦艦はプラモデルの花形。

  

エッチングは使わず、真鍮線、プラ板、伸ばしランナーで細部工作しました。クレーンのアームはキットパーツをやめて自作しました。

  

おまけについていた山本五十六フィギュア。原型は似過ぎのリアルさ。少々左を向いてもらいました。表札も自作で一生懸命つくりました。

  

一度やってみたかったサーチライトまわりの手すり。エッチングにはない手作り感いっぱい。でもこれだけやったらもう満腹。

  

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航空戦艦 伊勢 2019年完成 1/700 ハセガワ

評判通りの結構な難物プラモデルでしたが完成しました。

細部の再現度は高いので、キットのままでここまで細かく出来ます。

影の色をもっと強くした方が良かったです。
海面はミスターカラーを吹きつけた板の上に木工ボンドを原液のまま塗りつけましたが
塗りつけに使ったヘラの形が意外に残りました。もう少しいじって波の形にしたいです。

航空戦艦を知った子供の頃は最強だと思いましたが、実際は載せる飛行機は無く、

パイロットも居ないので一度も艦載機は載せないままだったそうです。

他の方々のプラモデルの作品ではほとんど艦載機を載せておられますが、

特攻と称して尊い命を粗末にしたあげく、むだな改装をした軍部のデタラメぶりに、

悲しいというより怒りを覚えてしまい、どうしても勇ましい「もしも」の姿ではなく

カタパルトもクレーンも外し、もう艦載機もあきらめた実際のむなしい姿にしました。

伊勢は終戦後、解体までの間に住居として使われた時があったそうです。その時がこの伊勢にとって最も幸せだった気がします。

キットのデカールは水に漬けただけで粉々になりました。旭日旗は使えず日の丸の旗になってしまいました。改善を望みます。

ここから下は製作途中です。

少し残っていますが、組み立てはほぼ終わっています。窓の穴をあけた以外はほぼ元のプラモデルのままです。

主砲身だけはいつも通り内径0.6mmの真鍮パイプです。正確なスケールダウンではありませんが、

丸と直線がきれいなのでやはり換えてしまいます。この時点ではそこだけ金色なので少しうれしいです。

数日前に仕上げた1/35のピンナップガールと記念撮影。ピンナップガールの他の写真はよもやま品のページにあります。

難物プラモデルと評判です。確かにここまで組み立てるまででも不安箇所が多いです。

穴を開ける所もいくつかありますが、指示されている穴のサイズが違います。今は自分もほとんどの

サイズのドリルを揃えて持っているので大丈夫ですが、揃えていないとそれだけで難儀します。

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戦艦 伊勢 2007年完成 ハセガワ1/700

スーパーディティールキットです。エッチング満載ですが、苦手なのでかなりパスしてます。

航空戦艦への改装前、後ろから見ると主砲が並んでいかにも強そうな姿。

 

かなり強い緑色ですが、写真ではかなり自動で補正されています。

ちなみにこのページの写真は全部トリミング以外の画像処理はしていません、というよりそんな技がないのです。

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戦艦 比叡 2005年完成 ハセガワ1/700

砲を一斉に斜め上に向けた状態にしました。これで動きがでました。リニューアルされてぐっとシャープになったキット、同級戦艦を集めたくなります。

  

  

主砲、副砲は真鍮パイプに替えましたが、副砲は少々太すぎ無駄に強そうです。他はほぼキットのままです。

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駆逐艦 夕雲 2005年完成 ハセガワ1/700

上の比叡と並べるように作りました。ところどころ伸ばしランナーやプラ板で追加工作しています。

  

小さいプラモデルなので追加工作はこれくらい。写真ではいかにもおもちゃ。逆に気にいってたりします。

  

このサイズの艦船に超絶工作した作例を雑誌などで見ます。それはスゴイことになっています。

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足し算と引き算

プラモデル製作は基本的に足し算です。パーツを接着して組み立て、塗装し、ディティールアップパーツを

組付けるのはすべて足し算です。では引き算とは何かというと、まず形を整えるために削ることです。

キットのモールドを何かの都合で削り落とすこともあります。最近覚えたのが一旦塗った色を落とすことです。

カーモデルでは塗装面をペーパーとコンパウンドで磨くことも、少しですが一旦塗った色を落とすことです。

他にも色をぼかすためには、薄めた塗料でフチをなぞるのですが、その時に塗り重ねるよりも元の色を落とすように

筆を運んだ方がうまくいきます。ウェザリング塗装を考えると、実物は汚れてはその汚れが落ち、

また汚れるという過程を繰り返して汚れているわけです。ということは、ウェザリングも一旦塗って落とすという

方法をとらないと、一発塗装ではどうしても表現できないのです。足し算が基本になるプラモデルで

せっかくのモールドを削り取ったり、塗ったところを落とすのはためらわれるので、引き算は少し高度なことです。

しかし足し算と引き算を繰り返すことで、より高度な仕上げという山を少しずつでも登っていくことになるのです。

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戦艦 扶桑 2000年完成 アオシマ1/700

リニューアル前の超ベテラン難物キット。どこまでがパーツでどこまでがバリかわからない。

組み立てる時も?な部分が多いですが、できあがりは実物ともまた違うすごいキャラで満足度高いです。

  

  

やぐらはプラ板の細切りを組み立てました。重厚感を出すためにかなり黒く塗っています。今では考えられない色です。

リニューアル版もぜひ作ってみたいのですが、いつになるやら。


次の 軍艦の写真展Part2 に続く

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